少子高齢化
核家族化
地域コミュニティの希薄化
少子高齢化や、核家族化、単身世帯の増加、
地域コミュニティの希薄化が進む現代。
高齢者の孤立や、緊急時の対応遅れといったリスクは無視できません。
そこで、離れて暮らしていても手軽に高齢者家族の安否確認ができる、
心強いサービスのひとつが「見守りカメラ」です。
今や多くの家庭で家族に代わり高齢者の生活を多角的にサポートし、
双方にあんしんを提供する重要なインフラとなっています 。
そもそも「見守りカメラ」とは?
見守りカメラとは、離れたところに設置されたカメラを通じて、
その場所の様子をリアルタイムで確認できるシステムを指します 。
「見守り」と「つながり」
防犯カメラが犯罪抑止や証拠の記録を目的とするのに対し、見守りカメラは「家族のケア」を目的としています。そのため、見守りカメラは対象者の行動を制限するための「監視」ではなく、あくまで「優しく見守る」ために設置されます。
また、サービスによっては、カメラを使ったビデオ通話機能など、双方向のコミュニケーションで「つながり」を感じるためのツールとしても活用できます。
「監視ではない」と、理解してもらうことが重要です
「監視されている」という感覚は、プライドを傷つけたり、強い抵抗感やストレスの原因となることがあります。特に高齢者の方の場合、デジタル技術そのものに抵抗を感じるケースもあります。
そのため、見守りカメラを導入する際には本人の意思を尊重しつつ、導入の必要性や目的をていねいに説明し、同意を得るようにしましょう。
見守りの本質が「あんしんとつながり」にあることを明確にすることで、心理的なハードルを下げ、サービスの受容性を高めることができます。
高齢者向け「見守りカメラ」のメリット
安否確認
自宅にいるか、転倒や体調変化といった異変がないか、不審者トラブルに巻き込まれていないかなど、安否をいつでも確認できます。
緊急事態の早期発見・対応
リアルタイムで異変を察知し、映像を通じて状況を即座に確認でき、家族や医療機関、専門スタッフの駆けつけまでを迅速に行えます。
孤独感の軽減
家族に見守られているというあんしん感から、孤独感が軽減される場合があります。
また、通話機能付きの場合、会話も可能です。
家族の精神的・物理的負担の軽減
遠方に住む家族にとって、いつでも安否確認できる状況はあんしんに繋がります。また、訪問による移動の負担も軽減されます。
生活リズムの把握
睡眠時間や、外出時間など、生活リズムを家族が把握することで、異変の早期発見や健康状態の把握などに役立ちます。
高齢者向け「見守りカメラ」導入時の注意点
高齢者の自宅に
ネット環境がない場合
以下が必要になる可能性
ネット回線の施設工事
Wi-Fi環境の構築
有線LAN環境の構築
ルーターのポート開放
高齢者がデジタル
デバイスに不慣れな場合
以下が必要になる可能性
スマートフォンでの操作
パソコンでの操作
カメラ付属デバイスでの操作
ただし…!
インターネット不要
テレビとつなげるだけ
Wi-Fiも設置工事も不要。
家型の端末とテレビをHDMIケーブルでつなぎ、コンセントに挿すだけでテレビ電話が可能です。
いつものテレビで
かんたん操作
親側は、使い慣れたテレビと、シンプルなリモコンで操作ができるため、スマートフォン・IT機器の操作が苦手な人にもぴったりです。
見守りカメラによる「つながり」機能例:ちかくの場合
テレビ電話中に
写真の共有・投影ができる
テレビ電話中に、子側のアプリから
写真を共有することができます。
グループ通話機能で、
家族や親戚と
みんなで集まって気軽に話せる
親側の操作のかんたんさはそのままに、ちかくアプリをダウンロードしているご家族や親戚と親側のテレビと、子側のアプリのみんなでテレビ電話ができるようになりました。
※一度に4人まで同時にテレビ電話できます。(親側、子側、ほか2名まで)
見守りカメラによる「見守り」機能例:ちかくの場合
アプリで
すぐに在室確認できる
アプリをひらけば窓の灯りで
親が部屋にいるかがすぐにわかります。
また、親が不在の場合でも、
いつまで部屋にいたかがわかって
あんしんです。
さらに心配な方には、
あんしんモードも!
※あんしんモードは無料ですが、
親が許可した場合のみ、ご利用いただけます。
生活リズムの変化を
察知できる
睡眠時間や在室履歴など、
親の生活リズムの変化を知ることができる
生活ログ機能を搭載しています。
起床を
確認できない場合には
通知が届く
設定した時刻を超えても
親の起床が確認できない場合、
アプリに通知が届きます。
もしもの時には、
部屋の様子を確認できる
様子がおかしいなと思ったら、
親の操作なしでテレビ電話がつながり、
部屋の様子を確認できます。
実際にちかくの「見守りカメラ」を使った人のレビュー
電話だけでは気づかない異変に、すぐに気づけた
60代・娘・栃木県 / 90代・母・神奈川県
Wi-Fi不要で、家族・親戚みんなで親を見守れる
50代・息子・埼玉県 / 90代・父・新潟県
監視されている感じもなく、「操作も簡単だし、テレビの大画面で話せる」と母も大喜び
50代・長女・東京都 / 80代・母・千葉県
グループ通話だと会話が広がります
60代・息子・東京都 / 90代・父・愛知県
Q&A|「ちかく」の見守りカメラに関するよくある質問
Q.
実家の親は機械やデジタル関連に疎いのですが、大丈夫ですか?実際に利用できるかが心配です。
A.
はい、ご安心ください。ご高齢の方が操作することが前提となっており、複雑な作業は必要ありません。設置は、家型の端末と、2本のケーブルをつないでテレビ画面の案内に従って簡単なセットアップをするだけです。
Q.
テレビの電源をオフにしていても
テレビ電話は取れますか?
A.
テレビの電源をオフにしていても、「ちかく」家型の端末から着信音が鳴るので、テレビの電源をオンにして、「ちかく」専用リモコンの決定ボタンを押すとテレビ電話に切り替わります。
※テレビによって「ちかく」付属品のリモコンで操作できる項目が限られます。その場合は、普段のテレビリモコンで操作を行ってください。
Q.
実家にインターネット環境がないのですが、使えますか?
A.
はい、ご利用いただけます。「ちかく」は家型の端末内にインターネット回線を内蔵しているので、インターネット環境がない(もしくは無線LAN環境がない)ご実家についても全く問題ありません。
Q.
複数人でビデオ通話できますか?
A.
親機も合わせて最大4人まで同時にテレビ電話ができます。
※留意いただきたいこと
・親機と最初に通話を始めた人が、他の人をグループ通話に誘うことができます。(オーナーかどうかは関係ありません)
・途中から通話に参加した人が、他の人を通話に誘うことはできません。
・親機が通話から抜けると通話全体が自動で終了します。